ゲーム紹介
どもっ!常夏の楽園ベイベー海パン次郎っす!
バイト辞めて金がないけどなんかゲームしたいYO!
と友達に話しを持ちかけたところ、
安いけど意外と面白いゲームだったので、
良かったらやってみれば。
と、薦められ購入に踏み切ったのがこの
ゲームで青春っす。
まず、ゲームを開始すると、
自分の誕生日、血液型、性格を選択する画面に移ります。
この入力によって他キャラクターとの相性が
微妙に変わってきます。
次に与えられたパラメータを各能力に振り分け
ゲームスタート。
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ゲームモード選択画面。
一人で青春というのが実に切ない。
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このゲームの基礎構成は、
幼稚園、小学校、中学校、高校、社会人
という、5つの人生観から成る
それぞれ異なるマップによって成立しています。
そのマップの中で、CPUに与えられた数を使い、
それぞれの位置に置かれたマスに止まって、
イベントやミニゲーム等を繰り返し、
与えられた期間を過ごしながら、
除々に時代を進行させていく仕様です。
マッに置かれたマスの種類も豊富で
自分で好きな行動を選び
パラメーター向上に励む私生活マス。
イベントが起きる
ラッキーマス
アンラッキーマス
ハプニングマス
の、計4つに分かれ、
このマスに止まった時に起こったイベントや、
ミニゲームによって
自分や対戦相手のパラメーター数が変化します。
この、パラメーターのステータスと
対戦相手との心情の駆け引きや、
豊富なイベントシステムの押収は、
この手のジャンルでは中々珍しい感じ。
イメージとしては、
桃鉄 と ときメモを掛け合わせた。
感じっす。
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制限の少ない、期間内を設けた自由進行形式の人間関係スゴロク。
発想は斬新だったが、売りであるその自由度が悪い方向に出てしまったか
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そんなメモ鉄をプレイしながら、
なかなか面白いゲームだなと思っていたら、
ある重大な欠点に気づきました。
それは、この手の安いゲームにありがちな欠点の一つでもある
ゲームバランスの悪さ
まず、イベントマスで起こるイベント一つ取っても
素直に良いと呼べるものがほとんどなく、
私生活マスでパラメーターを上げてた方がよっぽど効率良いので、
ある程度友達ができた後は、
止まる場所が私生活マスに偏る事が一つ。
そして一発逆転のイベントも皆無なので、
それによりゲーム中盤以降の進行がパターン化される事。
また、元々相性が悪い対戦相手とは、
何をしても仲は下がる一方なので、
延々と険悪なムードが持続します。
他、
パラメーター増強アイテムは、
使用しても無くならない。
男らしさ等のステータスが上がりにくい。
イベントで起こるミニゲームに関して
コンピューターがやけ強いので、
まったく勝てない。
等、細かい欠点を挙げていけば文句が尽きません。
中でも一番印象的だったのが
このゲームの判定基準である、
青春ポイント
です。
このポイントはゲーム内のパラメーターの一部、
金・持ち家のステータスがやたら重視されます。
それにより、
友達の数
結婚の 有・無
といったステータス部で
勉強
や
センス
男らしさ
等の
人間的なパラメーターは、
懸命に上げたところでことごとく無視され、
あくまで金・持ち家により、
能力的な外観を左右される結果となってしまいます。
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ネガティブな部分を下世話に背負ったパラメーター概要。
リアルな人間模様の数値化も効果が偏っていてはプレイ感覚に陰りが差す。
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これらを統計して、プレイ終了後
結局
人生金かよ
てな感じを強く受ける作品でした。
一回プレイしただけでお腹いっぱいです。
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